アイスクリームの通販なら【北海道】酪農王国の市町村オリジナル各種
北海道で飼育されている乳牛は約80万頭であり、全国における142万頭の56%を占めている酪農王国です。
牛乳から、バター、チーズといった生乳を利用した高品質な製品が道内各地で生産されています。
アイスクリームももちろんそのひとつです。
日本国内で多く食べられている主なアイスクリームは、明治・森永などの大手メーカーや、ハーゲンダッツ・31(サーティワン)など外資系メーカーがそのほとんどを占めています。
コンビニに行けば気軽に購入できますし、CMが放映されたり各都市に直営店舗を構えていれば知名度も高くなり当然のことでしょう。
一方、北海道の酪農が盛んな市町村で作られているアイスクリームは「ご当地のみで味わえる」製品がほとんどです。
道の駅や農場(ファーム)直売店まで足を運んでもらい購入してもらっています。
知名度や販売量もそれなりといったところです。大手のような大規模な宣伝が無理なのはいわずもがな、酪農王国といえど各自治体や農場単位では生産量にも限界はありますので、品質を維持する意味でも仕方がないといえば仕方がないことです。
今回の記事でも、このサイトを訪れていただいた方のみに知ってもらえればと考えて、お取り寄せが可能な商品の中から選んで紹介します。
アイスクリームの種類
まず、みなさんはアイスクリームを購入するとき、その銘柄は確認していても種類別にまで目を通しているでしょうか?
実はアイスクリームは種類別に3種類のアイスクリームに分かれているのです。
簡単に牛乳の使用率が高いほうから、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」です。

出典:日本アイスクリーム協会
この中で種類別アイスクリームは牛乳由来の乳固形分(15%以上)と乳脂肪分(8%以上)が含まれていますが、アイスミルクとラクトアイスでは少ない乳固形分や乳脂肪を補うために植物性の油脂が使われています。
なぜ、このような成分が違うアイスクリームが売られているのかというと、それはコストの一言に尽きます。種類別アイスクリームには牛乳や牛乳から作られる生クリームがふんだんに使われているため、アイスミルクやラクトアイスのように安値での販売は難しいのです。これは「バター」と「マーガリン」の関係と同じと言えます。
植物性の油脂とは、パーム油やヤシ油など赤道付近の発展途上国に自生するヤシ類の木から安価に調達できる油脂で、機械製品の潤滑油から食糧品にまで広く使われています。
とくに「ラクトアイス」にいたっては上記の表のとおり、ほとんど牛乳は使われておらず植物性油脂から作られた乳製品ともよべないものに感じます。カロリーも実はアイスクリーム・アイスミルクよりラクトアイスのほうが高い場合が多いのです。
こだわりの北海道産アイスクリーム
当然、各市町村で作られているアイスクリームにはその土地で飼育された乳牛から搾られた生乳が使われており正真正銘のアイスクリームです。
どの製品にもこだわりの素材・製法が施されていたり独自のフレーバーで風味づけらているものばかりです。
全農が運営する「JAタウン」から購入できますが、「小樽のルタオ グラッシェル」は全国的に有名な菓子店でもありますので別記事にしてあります。
■標津町(しべつ)
しべつ牛乳アイス
■瀬棚町(せたな)
ワタミファーム 有機アイスクリーム
■音更町(おとふけ)
ハッピネスデーリィ アイス
■中札内村(なかさつない)
十勝野フロマージュ アイスクリーム
■芦別市(あしべつ)
横市 アイスクリーム
■中標津町(なかしべつ)
ラ・レトリなかしべつ アイスクリーム
■稚内市(わっかない)
稚内アイスクリーム
■興部町(おこっぺ)
おこっぺアイス
■小樽市(おたる)
ルタオ グラッシェル(別記事)
いつもよりちょっと贅沢に
酪農の街でつくられたご当地アイスクリームをどーぞ。
2016/11/24